2012年6月20日水曜日

CLANNAD after storyの最終回を見たんですが内容よくわかりませんでした。 夢オチ...

CLANNAD after storyの最終回を見たんですが内容よくわかりませんでした。

夢オチと言う事でしょうか?

誰かわかりやすく教えて下さい。







原作者的には夢オチではないはずです。

一応最終回で謎解きの答が知らされて、その答えによって本当のENDにたどりつけるいるという構成なんだと思います。

その謎に行きつくまでにキーワードが必要なのですが、そのキーワードに気づくにはDVDで何度も見る必要があるんだと思います。

しかし、そんな事をするつもりのないアニメだけをテレビで一回だけ見る人たちには少々理解するのに無理があると思われます。

ということで、ストーリーの中からキーワードを抜き出してみようと思います。

(といっても、まだ整合性のないところもありますが)



1、「第_回」の場面で出てくる「光」

気づいていたかもしれませんが、少しずつ増えていましたね。

汐と智也が智也の父に会った時も光が智也の中に入ってきました



2、少女とロボットの世界。

第一期からあって、なんだこれーってイメージですよね



3、ことみのお正月の時の発言。本当にパラレルワールドがあるかもしれない。みたいな。

これに他の人の発言より時間使ってたりとかして、なんだか重要そうな発言です。



4、渚との別れ

「俺と渚は出会うべきではなかったんじゃないか」という迷いが印象に残ってます



5、第21回「世界の終り」

汐5歳の世界はそこで「終わって」ましたよね



6、不思議な場所

渚が救われたりとか、町の想いとか、そんなことをオッサンと話していました

渚の演劇で出てくる"願いがかなう場所"でもあると思います



最終回になりますが、少女の発言とか、謎解きの答えです。

(アバウトにですが)

「ここにある"光"は向こうの世界(現実世界)の住人の思い」

「光はひとつひとつでは弱いけれど、大きくなればすごい力を発揮する」

「この世界は、向こうの世界とつながっている」

「私(少女)と君(ロボット)は同じ世界にいた」

そのとき、だんご大家族というつながりが大きいですね

さらに、最後に少女が「パパ」と言った時点でその関係は決定的です



あと、渚は奇跡にたいして、

「町が大好きな人がいる町で、町がその住人を愛する。そのことはどこにでもある当たり前のはずです」と、解釈していました





以上をまとめて、



智也はいろんな人たちと出会っていろん人たちを救い、

"光"を集めました

汐が生まれようとするときに智也は渚に会うべきだったのかとかそんなことを気にします

そんな中で渚は死んでしまします

時は過ぎて5年後、いろいろあって、汐と過ごして、ここでも光を集めます

そして"世界が終り"、智也はパラレルワールドへ。

汐(そこではその世界の主である少女)とその世界で過ごし、

その世界から智也が出て戻るときに光としての能力が発動。

"すごい力"タイムワープが実現します

そこで智也の渚への"迷い"が消えます

そして渚がいる世界での5年後、

"不思議な場所"に町の想いの集まる世界の主だった汐が寝ています

_願いのかなう不思議な場所で

(最後はなんか幻想的だなぁ、と思いました)





というのが大体僕の解釈です。



心残りというか、よくわからないのは渚が病弱なところですが、そこらへんは町の想いとかかわっているのでしょうか。よくわかりません。



ちなみに、僕の想像(妄想)を言うと、CLANNADは「現代人は町を大切に思っていないのではないのか」っていうコミュニティへの信頼の欠如に対する警鐘なんじゃないか、って思ってます。だんご大家族も昔の流行という設定なので、そういう思いがあるのかなって思いました。



あと僕がCLANNADについて思うことがあるのですが、

わざと議論の隙間を残すことによって、作品の視聴者が

いろいろと想像ができるようにしているのだと思います

(まあ、もしかしたらそこらへんの構成が完全に出来上がっていないまま世に出たのかもしれませんが、たぶんそんなことはないでしょう)





とても長い文章になってしまいましたが、以上で終わりたいと思います。








http://merkmals.blog31.fc2.com/

ここ↑に詳しく書いてあるので見てみてください







分かりやすく言うと「世界の統合」です。



時間を巻き戻した・・・と誤解されやすいのですが、それだとそれまでに起きたこと全てが無かった事になってしまい、矛盾が生じてしまいます。



幻想世界とは「あったかもしれない世界の可能性の置き場所」で、光はその可能性であり、あったかもしれない世界「かくされた世界そのもの」です。ここで間違えてしまってはいけないのは、幻想世界とかくされた世界は別物だという事です。かくされた世界=あったかもしれない「もしも」の世界。幻想世界はその置き場所。



5歳の時に一度死にかけた渚は、幻想世界と接続される事によって命を取り留めます。その時に幻想世界の少女は生まれたのです。つまり彼女は知性体化した「幻想世界そのもの」なのです。



汐と朋也が共に息絶えたその時、彼女は自身(幻想世界)と朋也たちの生きている世界を対消滅させます。残ったのは人々の意識と、世界の可能性=光です。朋也が不幸になってしまった原因は、そもそも渚を失ってしまった事から始まっています。だったらそこからやり直すために・・・・・



「新しい世界を1からつくりあげてしまえばいい」



つまり時間を巻き戻したわけではないのです。知るはずの無い汐の匂いを風子が覚えていたことからも、時間は過去から未来へと、一直線に書かれた線の上を、一本道ですすんでいるのです。



これが最終回で起こったことの全容です。幻想世界はすでに無く、かくされた世界はたくさんの光の形をとって町にあふれ、幻想世界の少女は自身と影響を及ぼし合っていた汐と統合。かくして新しい世界が完成したのです。



お分かりいただけたでしょうか?







それでは僕の解釈を・・・。原作未プレイなので相当勝手な解釈となっていますが。

--------------------------------------------------------------------------渚の娘である汐は、母親同様に『街との繋がり』を持って生きていました。 しかし、時間が経つにつれ街は弱っていき(病院建設など)汐の生命力は奪われ死んでしまいました。



そして幻想の世界。

そこには少女とロボットがいました。



ここで重要なのは



少女=汐(町そのもの)、ロボット= 朋也 という点です。



ロボットは吹雪の中弱っていく少女を救いたいと願いました。 この少女が救われるには現実世界の街に住む人々が幸せでなければなりません。



そして現実世界で目を覚ました朋也。すれ違いざまに渚を呼び止め、抱きしめます。

朋也は、渚に出会ったことを後悔していないことを渚に伝えたのでした。



ここからが重要です。



「今、長い旅が終わる・・・」のシーン(モノクロっぽい。光が町をさまようシーンです)は、おそらく朋也が残りの光の玉を集めるシーンだと思うのです。



すべての玉を集めた朋也。

場面は渚の出産シーンへと”戻る”(渚が死んでからこの時まで、朋也はずっと現実の世界での意識を閉ざしていたのでないでしょうか?第16話の渚の出産・汐ちゃんの産声シーンから、最終回の出産シーンに再び戻るまで)。



すべての光を集めたので、町は元気を取り戻し、町と繋がっていた渚も汐も悲しい運命を辿らずに済むのです。だからこそ、出産シーンに”戻った”とき、渚は目を覚まし、汐ちゃんを無事に産んで、その後も渚も汐も元気に過ごすことができたのです(3人での旅行シーンがありましたね)。



渚に促され窓を見る朋也。

そこには光の玉がたくさん・・・。それはまさしく、朋也が集めたものだった・・・。



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(問題のラストシーン)

風子は懐かしい匂いを辿り、森の奥へ・・・。



そこには、少女が眠っていました。(救われた、と解釈できるのだろうか?)



・・・ラストの瞬間・・・



少女が汐に変わりました。これはまさしく視聴者に「幻想世界の少女は汐ちゃんだったんですよ」と教える役割があったんだと思います。



おそらくこの汐と現実世界の汐は別人でしょう。

きっと風子が同じ匂いを感じているだけで、名前も知らないみたいですしね・・・。

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・・・すみません。

よくわからない解釈で。



今回の最終話でのシナリオで大切なところは、朋也のとてつもなく長くて辛い頑張りがあってこそ辿り着いたものだということだと思います(幻想世界での頑張りですね。汐ちゃんとの旅行。父親としての自覚を取り戻すところ、直幸との和解。渚に対して「出会ったことを後悔していない」ということを伝えたこと、光の玉を集めたこと)。



それが、渚の出産シーンに”戻る”、つまり”ループ”につながったんだと思います。





確かにアニメ単体でこれを理解せよ、とは無理があります。



パラレルワールドありきで進んでいくゲームの世界をアニメに持ち込むと、こういった問題点がでてきてしまう、といういい例になったでしょうな・・・。



これが僕の解釈です。

まあ他にもこれよりいい解釈があるでしょうね。僕もゲームをプレイしていないので、ここが限界です。ごめんなさい・・・。







アニメだけ見れば高い確率で夢オチとか、時間が巻き戻ったとか、そんな風に見えます。

ゲームだと決してそんなことはないんですけど、それを表現するにはもっと多くの時間が必要になるので、時間が限られたアニメでは無理です。

結構な人たちが「わからない」と言っていますね。



この真相についてはゲームでもはっきりとはしていないので、結局は今までの情報から考察するしかありません。

人によって違った意見が出るくらいですし。

なので「これが真相です」ってはっきり言うこともできないんです。



ところで、この知恵袋には便利な機能があります。

http://search.chiebukuro.yahoo.co.jp/search/search.php?p=CLANNAD+%E...

http://search.chiebukuro.yahoo.co.jp/search/search.php?p=%E3%82%AF%...

これを見れば、何かヒントが見つかるかもしれません。







あなたが夢オチと感じたのなら、夢オチと受け取ってかまわないと思います。

おそらく、原作ゲームを知らないほとんどの視聴者には、訳が分からなかったと思います。

視聴者に意図が伝わらなかった責任は、視聴者ではなく監督にあります。

私は、ひぐらしのようなものかなとは思いましたが、それを裏付ける説明というか根拠は示されなかったと思います。

正月に、ことみが不確定理論の多世界解釈について話をしましたが、それでは辻褄が合わないことがあります。

朋也が渚に声をかけた(まだ起こってもいない経験が反映されている)ことから、全ての次元が統合されもっとも良い可能性が具現化したとしか考えられませんが、それは物理学ではなく宗教というか神の意志みたいな話になります。

あの町の意志と言うことなら、光坂町は神様だと言うことなのでしょうか。

仏教でいえば極楽で、町の住人は極楽を彩る菩薩?

もっとも合理的な解釈は、渚が死んだ後のストーリー全ては、朋也が渚の出産時に見た夢というのが正解かも知れません。

少なくともアニメだけ見たものにとっては、夢オチととらえるのがもっとも釈然とする。

それでも荘子の胡蝶の夢のような解釈は出来るので、人生を表した作品としてもそれなりに評価できる。

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